亀山市立加太小学校6年生 土曜授業で出前授業実施!
「古墳時代ってなあに?〜加太と亀山市の古墳〜」
平成27年5月16日亀山市立加太小学校6年生へ社会科出前授業に行きました。この日は今年度初めての土曜授業の日で、参観される保護者の方もありました。
子どもたちは、古墳時代までの歴史学習を済ませています。学習したことが加太にも残されているのかを知るために、古墳時代の加太・亀山について学習をしました。
<古墳時代って>
古墳ってなにでしょう? | 古墳の"かたち"知っているかな? 前が四角、後ろが丸い前方後円墳 |
井尻古墳を空中から見るとこんな形 | 埋葬する場所の形もいくつかあります |
<加太に古墳はあるのかな?>
加太に古墳はあるでしょうか? | 笹ケ平古墳があります |
山を歩いていた人が石を見つけたことから発見された笹ケ平古墳 | 古墳の石室の形から6世紀後半ごろに作られたことがわかります |
<亀山市にある古墳を見てみよう!>
いくつくらいあるでしょう? 110!200!実は約300です | 市内で一番古くて一番大きいのは、 能褒野王塚古墳です |
日本一大きい古墳と比べると | 発見された鰭付朝顔形円筒埴輪 |
こんな形をしていて、この大きさ | 能褒野王塚古墳はだれのお墓? ヤマトタケルノミコトの墓だ と言われています |
ヤマトタケルノミコトはどんな人でしょう? | 亡くなったのはどこ? |
お墓の中には何がある? | 実物を見てみよう! |
実物を触ってみよう! 重い!! | レプリカを身に着けてみよう! 着ごこち悪!! |
先生も横矧板鋲留短甲を着けてみました | 参観のお母さんも持ってみて 「写っている!」 |
児童の感想から
- 今日、歴史博物館の人が来て古墳などのいろいろな物を見せてもらい、説明をしてもらいました。昔の人の鏡がすごく重かったです。よろいを着させてもらいました。本当なら鉄でできているけど、紙で作ったそうなので軽かったです。昔の人は重いよろいを着て戦っていたのはすごいと思いました。
- 今日は6年生になって初めての土曜授業でした。2限目は古墳について中川さんに教えてもらいました。古墳の中に入っていた鏡(レプリカ)を持たせてもらいました。とても重かったです。元は金色なのに土の中にあると、銅がさびて緑っぽい色になるのだと思いました。着させてもらったよろいは軽かったけど、とても動きにくかったです。本物は鉄も入っていてもっと重いのだろうと思いました。
- 今日は歴史博物館の人が来ました。古墳のことを習いました。ヤマトタケルのはかがこんなに近いと知っておどろきました。黄金の鏡もびっくりしました。
提示資料
<実物資料>
• 画文帯神獣鏡(レプリカ2種)・横矧板鋲留短甲(歴博貸出ユニットA-7)
<画像資料>
• 井尻古墳空中写真・古墳のかたちモデル図・竪穴式石室モデル図
• 横穴式石室モデル図・亀山市域の古墳分布図・笹ケ平古墳位置図
• 笹ケ平古墳・笹ケ平古墳墳丘測量図笹ケ平古墳石室実測図
• 古墳の大きさ比べ・能褒野神社・古事記・日本書紀
• 能褒野王塚古墳能褒野王塚古墳墳丘平面図・鰭付朝顔形円筒埴輪
• 鰭付朝顔形円筒埴輪実測図・・古墳に葬られた人(想像図)
• 渡来人が伝えた鉄製のよろい、かぶと、刀画文帯神獣鏡
• 横矧板鋲留短甲