亀山市立亀山東小学校6年生出前授業
「太閤検地と亀山市域」
平成29年7月10日(月)に、亀山市立亀山東小学校へ出前授業に行きました。
亀山東小学校6年生の児童たちは、歴史学習で太閤検地について学習しました。その検地が亀山でも行われたことが分かる資料がいくつか残されています。教科書で学習したことと、亀山市域の歴史を関連付けて考えられるよう、資料を提示したり、実物資料を間近で見てもらったりしました。
歴史博物館から来ました、よろしく | 今日は、実物資料も持ってきました |
「太閤とは誰か」という問いかけから始まり、「太閤とは」「太閤検地とは」などスライドを映しながら説明をしていきました。 |
三人の名前、よく知っていました | 児童に問いかけながら説明 |
太閤とはどういう人? | 太閤検地とはどんなもの? |
秀吉が行った太閤検地は、亀山でも行われ、現在三つの村(坂下村、木崎村、野尻村)の検地帳が残っています。それには、土地のランク、面積、とれ高、人名が書かれています。 |
検地帳を読んでみました | 単位も統一されました |
太閤検地により全国の収穫高が決まり、それをもとに豊臣秀吉は家来に対し土地を与えています。亀山市域では、岡本下野守と堀尾帯刀が土地をもらっています。その目録が亀山市歴史博物館にあり、皆さんに見てもらいました。亀山東小校区の地名もあり、児童たちは興味深く見ていました。また、昔の人が書いた文字を読んで聞かせる館長に驚き、自分たちも読めるようになりたいという児童たちでした。 |
朱印だけで秀吉からだとわかる | 身振り手振りも入れながら説明 |
こんな字が読めるの?すごい | 校長先生も一緒に説明を聞きました |
<実物資料>
・(天正十二年)三月十二日羽柴筑前守秀吉書状関兵衛宛
・文禄三年九月廿一日 豊臣秀吉朱印帳岡本下野守宛
・文禄四年正月廿日 豊臣秀吉朱印状岡本下野守宛