昼生小学校4年生出前授業
「亀山と川 〜工事と災害〜」
令和4年11月25日(金)、亀山市立昼生小学校4年生へ出前授業に行きました。
4年生は、社会科で「地域の発展につくした人々」の学習をしています。そこで、備中(今の岡山県)から亀山に移り住んだ生田理左衛門の一生を追いながら、江戸時代に理左衛門が行った鈴鹿川と椋川の河川改修について話をしました。
亀山のくねくねした川が災害につながると考え、何年もかかって膨大な借金をしながら鈴鹿川と椋川の工事をした生田理左衛門の生き方に、児童の皆さんはとても感心していました。
後半は、昼生地区で実際にあった災害(S46)も取り上げ、亀山市の「49災」を中心に資料や写真をもとにくわしく解説しました。学芸員の話が終わると、児童の皆さんからはたくさんの質問が出て、関心の深さが伝わってきました。
「生田理左衛門って武士だったんだ!」 | 「どこを工事したかわかりますか?」 |
「水害が減って田んぼができたんだ」 | 「中の川も氾濫しました」 |
次々に質問が出ました | 一生懸命にメモをとっていました |