亀山市歴史博物館
亀山の
歴史の中の女性達


プロローグ
江戸時代の女性
1、女子の教育
2、女性の就職
〜工女として製糸工場へ〜
3、女性の社会活動
〜婦人会〜



第27回企画展「亀山の歴史の中の女性達」

ごあいさつ

 女性に着目して歴史を振り返ると、女性は、結婚して家庭に入るものという考え方があたりまえに存在し、女性が社会に出て活躍することは少なく、そのためか明治になっても高等教育を受ける女子は少ししかいませんでした。しかし、明治以降、それまで家庭の中にいた女性が、就職などによって徐々に家の外で活躍するようになり、戦時中には婦人活動団体が奉仕活動などを通して、社会活動を積極的におこなうようになりました。
 今年は、男女雇用機会均等法が施行されてから、ちょうど30年目の節目の年です。現在では、内閣府の政策で男女共同参画社会が推進され、法律の改正などにより女性と男性が対等になってきています。そこで、今回の企画展「亀山の歴史の中の女性達」では、このような男女共同参画社会に至るまでの歴史の中で、亀山地域における女性達がどのように生きてきたか、時代背景を踏まえながら実態を探ります。
 なお、この企画展は公益財団法人岡田文化財団の助成を受けています。
 最後になりましたが、企画展の開催にあたりご教示・ご協力いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。

  平成28年9月
亀山市歴史博物館


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